居抜き物件を購入するまでの具体的な過程は

飲食店などを開業させるとなると、店舗物件を探し必要となる設備を整えなくてはならず、設備投資に多くの予算を費やすことになります。よりコストを下げて開業することが出来れば、オープン後の経営にも違いが出てくることでしょう。
居抜き物件は、飲食店などの出店を希望するオーナーに多くのメリットを与えてくれます。
例えば、同業種の居抜き物件であれば、厨房やテーブル・イスなどをそのまま利用することも可能です。また、工事期間においても通常物件よりも短くすることも可能なため、スピーディーなオープンが行えます。
実際に居抜き物件を利用して店舗オープンを目指す場合、購入までにはどのような過程があるのでしょうか?ここでは、購入までの具体的な過程をご紹介していきます。

居抜き物件購入までの具体的フロー

居抜き物件を購入するまでの過程には大きく分けて7ステップあり、①物件探し・②不動産業者に問い合わせ・③内見・④資金調達・⑤申し込み・⑥審査・⑦契約、という流れになります。
まずは希望に合う物件を探すことから始まり、希望物件が見つかったら不動産業者へ問い合わせをします。内見日時を決め、実際に物件を見学します。この際、周辺の環境や店舗運営に必要な設備・インフラの確認も行います。
ある程度の物件を絞り込んだら、取得するために必要な資金の調達を行い、同時に保証人を探します。
希望の物件を決めたら、契約するために申し込みをし、希望があれば一緒に伝えます。
貸主による審査が行われ、申込人・保証人・業務形態・要望書の内容などから入居審査を行います。審査を通過すると契約が結ばれることになり、希望する居抜き物件を購入することができます。

より希望の居抜き物件を探すポイント

低コストで短期間での店舗開業が見込める居抜き物件は、非常に人気が高く、都会であっても物件数が限られているのが今の現状です。そのため、物件探しにはポイントを抑えて行うことが重要です。
好条件の居抜き物件を探すポイントは、居抜きを専門に取り扱う業者に依頼することです。
居抜き専門業者では独自のルートを持っており、物件が出てくると直接紹介してもらうシステムになっています。これは、市場に出回ることが無い未流通物件であるため、他に物件を奪われる心配がありません。
専門業者ですので、多くの成功実績を積んでおりあらゆるニーズにも柔軟に対応することが可能です。物件は一件一件スタッフが視察しているので、依頼者の要望にマッチした物件を的確かつスピーディーに探し、紹介してくれます。